3月末を持って前職を退職し、雇用保険基礎手当(いわゆる失業保険)受給中です。
この間、国民健康保険料を減免してもらった話を書きました。
今日は国民年金の免除申請をしてきたのでその話。
国民年金とは
国民年金は色々と制度がややこしいですが、20歳以上の全国民は基本的に1万6000円/月(約20万/年)の支払い義務があります。
会社で働いていたら厚生年金やら色々絡んだり、会社員の配偶者はまた別ですが、基本はこんな感じ。
で、将来返ってくる、と言われています。
まぁ本当に払ったに値するだけ戻ってくるのかは些か疑問ではありますが、それは老齢年金の場合。
仮に、明日重大な障害を負うことになって、働けなくなったとき、障害年金の受給の条件として国民年金の支払い期間が重要になってきます。
病院で働いている時に、障害を負っただけでも絶望している中、国民年金の払い込み期間が足りず障害年金が受給できなくて経済的にも苦しくなる患者さんを、それなりの数見てきました。
国民年金は払っておこうね。
退職と国民年金免除
話はそれましたが今回の私の体験談へ。
国民年金の基本部分は、所得に関係なく固定額です。
そして、なぜか7月〜翌年6月が区切りとなっています。
所得額が一定以下の場合、免除あるいは減免の申請ができます。
全額免除の目安は{(扶養親族の数+1)×35万}+32万円 とのこと。
一人暮らしだと、所得が32万円以下だと全額免除です。
ちょっとアルバイトすると超えそうですね。
なお、所得には失業保険の手当金などは含みません。
私の場合は3月末退職のため、4月以降は完全な無収入、無所得です。
なので、4月時点で4〜6月分については免除申請をかけ、全額免除していただいております。
本日は、令和4年度(令和4年7月〜令和5年6月)の申請になるのかな。
さすがに途中で働き始めると思うけれど、とりあえず一年ごとの申請みたい。
役所への持ち物は
・年金手帳
・失業中である証明書(離職票or雇用保険受給者証)
以上でOK。
マイナンバーのアプリから電子申請も出来るようになったらしいが、そちらはまだ様子見しましt。
追納する?差額は?
一人暮らし完全無収入なので、おそらく今回も全額免除で通ると思っているわけですが、10年以内であれば追納することができます。
追納した場合との違いは以下。
全額免除
→払い込み期間には数えてくれる
→2分の1払った扱いになる
追納
→全額払った扱いになる
なので、追納した場合には、免除期間の払込額の2分の1に値する分、将来の受け取り額が変わります。
シミュレーターでざっくり計算してきましたが、
私の場合は9900円/年ほどの違いでした。
約20万円を追納するか、1年に1万円受け取り額が減るか。
逆にいうと、年金を受け取るようになってから20年以上生きるかどうかが損得分岐点です。
う〜〜〜〜〜ん。
繰越受給だったり、インフレなんかを加味したら少々計算は変わってきますが、この辺は個人の価値観ですね。
住民税についても色々あったので、そのうち書きます。
◆◇◆日本ブログ村◆◇◆