なんとなくアタラクシア

平穏でなんでもない毎日の記録

熊野古道と那智の滝

昔、唐突に「那智の滝に行こう」と友達に誘われた。

 

別に全然いいんだけど、当時20歳前後の友達同士、いわゆる”女子旅”みたいなやつで、真っ先に旅行の候補に挙がるのが那智の滝とは。さすが私の友人である。まぁそのあとディズニーも行ったりしたから、マルチに何でも楽しめる懐の深い友情関係だということである。

 

那智の滝とは

那智の滝とは、熊野那智大社という和歌山南端の神社にある滝だ。

 

で、熊野〇〇大社というのは、熊野古道に散在する神社だ。

 

熊野古道とは

じゃあ熊野古道とは何やねん、といわれると、熊野(今の和歌山)に張り巡らされた、伊勢神宮へ詣でるための参拝路の総称である。

 

昔、人生で一回はお伊勢参りをするのがステータス、みたいな時代があった。そのため、伊勢神宮へ至る道が開拓され整備され、大阪の南の方から和歌山を通って三重に行くために使われたのがこの熊野古道である。

 

その途中にある神社にも詣でていく人たちも多かった訳だが、その中で三つの神社が<熊野三山>と呼ばれて現在も有名である。

 

この熊野古道と熊野三山、なんせ和歌山全土に張り巡らされているような状態なので、すごいスケールである。もちろんちょっとした観光旅行で巡れるレベルではない。

 

なので、熊野古道の観光客はそのごく一部だけを少しばかり歩いて、ついでに美味しい太平洋の幸を食べて、お伊勢参り気分を味わうのである。

 

 

この旅行記も例にもれず、熊野古道といいつつ那智の滝周辺を少しばかり観光してきた記録である。

 

 

よき道を歩く

熊野古道はとてもよい道であった。

 

なんせ旅行にいったのは数年前なので、結局どこを歩いてきたのか今となっては分からないが、熊野本宮大社付近か、熊野那智大社付近か、いずれかの初心者向けハイキングコースだと思う。

 

同行者に妊婦がいたので、あまりハードなコースに挑めなかったというのもあるが、非常に快適で楽しい散歩だった記憶がある。

 

私の思う良い道とは。

1、日の光は感じられるけれど、日陰であること

2、舗装路だけれど、自然らしいいびつで無骨な感じが残っていること

3、険しい登りでも下りでもないこと

4、緑が美しいこと

 

熊野古道(の少なくとも一部は)いい道である。

なんか険しい××の関越え、みたいな道もあるらしく、それはそれでいつか挑みたい。

 

マグロ。マグロ。マグロ。

 

とにかくマグロのお店が多かった。たくさん獲れるんだろう。

 

私の経験上、海に面した観光地の魚介類は、高確率で安くて旨い。

 

あくまで私の経験上であり、私は味音痴かつマクドでもサイゼでも旨いという人間なのであまり信憑性はないことを追記しておく。こういう観光地はお店がありすぎてよく分からなくなってくるが、だいたいどこでも旨いので、細かいことを気にせず適当に入ればいいと思っている。

 

 

旨い。

 

 

 

太平洋は広い

 

そういえば熊野古道は世界遺産になったんだった。

 

 

 

 

海岸線に、なんともわくわくする形の岩があった。

 

隙間を見つけてはよじ登る。しかし私には腕力がないので登れなかった。

 

山登りをするからボルタリングも出来るでしょ?と勘違いする人が稀にいるが、ただの山登りは足の力しか使わない。二の腕はぽよんぽよんである。まったくの脂肪の塊で筋肉なぞない。なので、この岩も登れず残念だった。なお、ボルタリングに似た崖を登るような登山は、クライマーという登山家の中でもごく一部だけが行うものである。

 

なぜか山の話になってしまった。今は海の写真の鑑賞中だった。

 

こちらが太平洋の水平線である。

 

 

快晴だったので空も海も青くて美しい。

 

夏の自然の写真は、空も海も緑も深い色になってとても好きだ。

 

 

熊野那智神社と那智の滝

多分これが熊野那智大社だと思うんだけど、多分。滝もあるし、しかし分からない。

 

神社仏閣の写真は、個人的にはとても難しい。ただ写真をとるだけなら、静止画だし簡単なんだけど、その写真で何を伝えたいのかを考え始めると難しい。

 

自然の美しさ、空の青さ、緑のみずみずしさ、風の気持ちよさ、食べ物のおいしさ。そういう主題があるものは撮りやすいけれど(上手く撮れるかは別問題だけど)、神社仏閣はいまいちよく分からない。私はまだ神社仏閣の魅力を理解できてはいないんだろうなぁ、といつも思う。

 

まぁ無理して理解するものでもないし、きっといつかポンっと閃く日が来るような気がするし、あまり焦らずこれからも神社仏閣を歩き回っていこうと思っている。

 

 

 

黒ゴマソフトアイスはおいしい。

快晴で暑かったのでおいしかった。私は食べるのが遅いので、みんなさっさと食べ終わって歩き始めて、もたもた食べながら付いていったのを覚えている。

 

 

 

これが今回の旅行のメイン、那智の滝。

 

滝というのは本当にエネルギッシュで、近づくだけでなんらかのパワーが貰えそう、とまぁスピリチュアルみたいな文章になってしまう。でもそんな複雑な話ではなくて、暑い日に滝に近づくとシンプルに涼しくて生き返る。そういう単純なやつだと思う。

 

 

今回の旅行の概要

大阪→電車で和歌山南端へ。

なんかラッピングカーだった。なお、紀伊半島をぐるっと回っていくのでめちゃくちゃ時間かかる。延々とカードゲームしてた。

 

(おそらく)JR紀伊勝浦駅にてレンタカーを借りる。ドライバーは友人2人が交互に担当。ありがとう。

 

1日目

熊野本宮大社付近、まぐろ

民宿4人部屋にて宿泊

 

2日目

熊野那智大社

串本町(本州最南端)を回って白浜あたりまでドライブ

電車で大阪へ

 

推定予算

合計3万円程度

 

 

 

 

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