なんとなくアタラクシア

平穏でなんでもない毎日の記録

ヨシタケシンスケ展かもしれないに行ってきたかもしれない

 

絵本作家ヨシタケシンスケ氏の個展、「ヨシタケシンスケ展」に行ってきた。

 

yoshitake-ten.exhibit.jp

 

広島市街地には「県立美術館」「現代美術館」「ひろしま美術館」と3つの美術館があるが、そのうちの「ひろしま美術館」で開催されている。

 

 

広島城や原爆ドームとも程近い、広島市街のめちゃくちゃ利便性のいいところにある美術館。

 

 

 

会場に入る前から、いろいろなキャラクターがお出迎えしてくれる。沢山あったが、子連れファミリーがたくさんいて写真をとっていたので、隙を縫って1枚だけ。

 

 

この展覧会は巡回展で、他の会場ではどうだったか知らないが、ひろしま会場は整理券が必要だった。当日の8:50から順に配布されている。

 

公式ツイッターが配布状況を教えてくれるが、昨日の土曜日が「待ち時間なし」が多かったので朝を満喫してから9:30頃に向かう。渡されたのは「11:30~」の整理券。しまった、今日は三連休の中日だった。油断していた。

 

「指定の時間は11:30~11:40という10分刻み」「指定時間を過ぎると無効になる」とのことで、こういった美術展の整理券としては、なかなか厳しい条件だと思う。ただ、中に入って分かったが、そんなに広くない会場だったので、これぐらいしないと人がさばけないんだろう。

 

 

近くをぶらぶらして、指定時間に中へ。

 

 

絵本展かと思っていたら、いきなり立体作品である。

 

 

中の作品も写真撮影可だったが、小さい字で書かれたスケッチがびっしり並んでいて圧巻だった。写真では伝わらないので、ぜひみなさんに実際に見て、そのエネルギー量を感じてほしいと思うので掲載しないでおく。

 

あまりにも小さい字すぎて、近づかないと読めないが、みんなそうやって読んでいるのでそこだけ異様に混んでいた。

 

ほかの絵本関連のおもちゃコーナーは、子供が楽しげに遊んでいてほほえましい。

 

 

ヨシタケシンスケ氏も、「他のお客さんを観察しよう」と言っている。

 

 

 

まじでか。

 

 

 

展覧会最後のエリア、今までと打って変わって、白い幕がかかった状態で何も出てこない。おそるおそる進んでみると、ヨシタケシンスケ氏がこの展覧会で何を表現したかったのか、訪れたお客さんに何を思ってほしいのか、そんなことが伝わる素敵な展示があった。

 

今まで見てきた展覧会の中でも特に印象に残る、素敵な作者からのメッセージの展示方法だった。とてもよい。

 

 

 

その後になぞのくじ引き。

誰か濡れた手でさわったな? 黒のインクが滲んでいた。笑

 

 

 

どうも、未来の地球人代表です。

 

 

そんなに広くはない会場だったので、それなりに混んでいた。しかし、大阪や京都の「ジブリ展」「ディズニー展」などの激混みで自由に歩けないレベルの展覧会で鍛えられてきた私である。人混みを縫いながら堪能させていただいた。

 

ショップについては、完全にキャパオーバーで人であふれていた。そもそも、ここまでの人数を想定していないような建物の構造だったので仕方ない。

 

 

なお、ヨシタケシンスケ展と別棟の建物のコレクション展は、全然人がいなくて独占状態だった。

 

静かな美術館で一人とか最高だけど、みんなもっと西洋画も興味もとう。

 

 

 

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