なんとなくアタラクシア

平穏でなんでもない毎日の記録

ただの文章だけで情報を伝える難しさ

『文章力の基本/阿部紘久』という本を読んでいる。

 

「てにをは」の使い方、主語と述語を対応させる、文章の要旨をまとめる、などが書かれている、正しい日本語の文章の本だ。

 

上記文も「~~、~~、~~など正しい日本語の~~」と書きそうになったが、ちょうど今日読んだところに「余分な”の”の挿入は不要」と書いてあったため修正した。

 

正しく美しい日本語を使えるようになりたい、という気持ちは長年持っているが、持っているだけで実際のスキルの進捗状況はあまり芳しくない状況が続いている。

 

正直言うとこの本も再々読ぐらいだが、毎回学びが多い。少しずつは文章スキルが上達していると信じたいところだが、このブログの文章を筆者に見せたら原型がないぐらいの赤ペン修正が入ると思われる。

 

 

正しい文章は難しい。プレゼン資料の方が得意だ。

 

プレゼン資料であれば箇条書きが許される。主語や余分な装飾語は排除し、文章同士のつなぎや繋がりは矢印などで示すことが出来る。重要な単語は大きくし、赤字にして情報に優先順位をつけられる。説明が難しければ図解してもよい。

 

さらに、実際にプレゼンテーションする場合は口頭での補足が可能である。もちろんプレゼン自体の話すスキルも必要だが、文章ほど「分かりやすい文章構成・単語構成」には重きが置かれない。「声の抑揚や間合い、身振り」などで情報の優先順位をつけて伝えることが出来るからだ。

 

 

平の文章で伝えるというのは何と難しいんだろう。

 

このブログを書く理由の一つは、「平の文章を書くスキルを高める」ということである。出来るだけ「やばい」などの曖昧な表現を避けて、図や写真の力を借りることなく、一本の筋の通った文章を書く練習がしたかった。

 

練習の成果はいやはや。

 

 

 

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